24歳ニートのブログがバズって金になればいいのに

16歳弟「俺が24歳だったらとりあえずなんかしら働くけどね」

齋藤飛鳥の卒業コンサートに行けないヲタクに価値はない

 

 

 

 

2015年から齋藤飛鳥ちゃんを推してきた。

 

 

まあこの際はっきり言おうか、

2015年から齋藤飛鳥ちゃんのことは白石麻衣の次に好きだったがなんか人気が出ていくにつれて「乗り遅れたくない」みたいな気持ちが出てきてそのまま推したみたいなところはある。

 

まあそれと同時に白石麻衣のビジュが俺の好みから離れていった。

 

 

大学1年生の頃、

俺はそれまでインターネットでまともに友達ができたことがなかった。

まあリアルでできたことなくてインターネットにしか友達がいないよりは遥かにマシなんだが、それでもツイッターというもので友達が出来ないことになかなかの劣等感はあった。

 

だからまともなアカウントを作るのは怖く、

10代だったからギリギリ許されたであろう性欲をそのままただ手の届かないアイドルへぶつけるアカウントを作った。

2016年8月のことである。

 

ツイッターはちんこだ。

気付いたら1ヶ月ほどでフォロワーが増えて少し人気が出た。

なんだかんだ普通の乃木坂46関連用の個人アカウントも作っていた俺は中の人のアカウントを紹介した。

そこからヲタクの友達ができた。

 

 

大学時代はいろいろな人と関わってきたけど、思い返してみると俺の大学時代を支えていたのはこのころ知り合った乃木坂46ヲタクの友達だ。

よくある話ではあると思うけど、こいつらと知り合った期間は仲良くなり始めてから1〜2ヶ月程度だった。

「そういえば2ヶ月前はフォローもしてなかったよね」みたいな奴と飲み行ってたり、7年後の今でも飲みに行ってたりする。

 

そんなこんなしながらチケットもないライブにヲタクに会いに行き、推しメンタオルを広げて写真を撮り、握手会でアイドルに会ってんだかヲタクに会ってんだかわからない時間を過ごし、毎週瞬きもせずに乃木坂工事中を見、齋藤飛鳥ちゃんへのセクハラを常にネットで働きながら俺は大学時代を過ごした。

 

気付いたら乃木坂にはほとんど興味をなくしていて、なぜか好きなバンドのライブにヲタクの友達と行ったりしてた。

 

 

 

いやいやいやいや!

 

 

そんなこんな言ったってこいつらとどれだけ俺は齋藤飛鳥ちゃんと乃木坂について濃い時間を過ごしたと思ってるんだ。

 

こいつらが俺の大学時代だとしたら、

それは同時に齋藤飛鳥ちゃんも俺の大学時代チャイティーヨなのである。

 

 

大学生なんて人生の心臓だ。(脳ではない)

つまり俺の心臓は齋藤飛鳥ちゃんということになる。

俺が心臓を捧げる時は、同時に齋藤飛鳥ちゃんへの想いを捧げているのだ。

 

ちなみに今でも好きな芸能人誰って言われたら齋藤飛鳥ちゃんと答えている。まあこれは特に他に思いつく人もいないからなんだけど。

 

 

その齋藤飛鳥ちゃんがついに卒業を発表した。

 

俺は正直言ってメンバーの卒業は結構どうでもいいタイプだ。

というか、グループ全体のことを考えるなら新陳代謝は激しくて良いと思うし、力を付けたメンバーは年齢の縛られるアイドルではなく次のステージに進んでほしいと思っている。

 

だから齋藤飛鳥はおろか、白石麻衣の卒業の時にさえ

「まいやんがいなくなるなんて耐えられない😭」とか言ってた奴らは時空の狭間の奈落にでも落ちていればいいと思ってる。

 

これはどんなメンバーの卒業でもそう。

なんで卒業をそんなに悲しむのかわからない。本人とかメンバーが悲しむならわかるけど。

一つの区切り、新たな挑戦として受け取れないんだろうか。

というかそこに閉じ込め続けることを良いことと思うんだろうか。

ある意味で「自分がずっと見ていたい」という正しいヲタクの姿なのかもしれないけど。

 

てかあれかもね、俺はモテなくてキモい童貞ヲタクだから齋藤飛鳥ちゃんにある意味で(あくまである意味で)ガチ恋して推してたから逆にアイドルという仕事にガチになりすぎなかったけど、シンプルにアイドルが好きなヲタクからしたらそれが健全な状態なのかもしれないよね。

ある意味でって言ったのはリアルで女の子と話せればアイドルになんてそんなに興味なくなったっていうマジキモい事情ね。

 

 

2022年末かな、

もう乃木坂の動向も全く追ってなかったんだけど、齋藤飛鳥ちゃんが遂に乃木坂を卒業するらしいと聞いた。

 

メディア最後のステージとなる紅白歌合戦はしっかりと見た。

やっぱり齋藤飛鳥ちゃんはめちゃくちゃ可愛いし、俺が見てた時代よりも遥かにかっこよく、乃木坂46のエースになってた。

 

 

5月、卒業コンサートがあった。

応募した、落ちた。

なんとなくわかってた。

 

でもなんか悲しいなって、

俺の青春の終わり方がこんなだなんて、

尊敬してた橋本奈々未と同じように天に昇っていく最後のあすちゃんを見届けられないなんて、

あぁ、こういうもんか

 

人生はこういうもんなのか

 

ただそうして、

俺のヲタク人生は終わった。