起きたところでクソ眠い。
今日は給料が高くて社長がすごい若くて良い感じの人だった会社の最終面接がある。その会社はとても良い会社で、最終面接の前に仕事の様子を実際に見せてくれるらしい。マーケティング系の会社と聞いて応募したところだ。俺は何か考えたことを形にしたいって欲がすごいあるので、マーケティングも販路を考えたりするのは楽しいかなと思って応募した。
実際に仕事について行ってみると、マジでガチの誰がどう見てもシンプルに普通の営業オブ営業だった。
着いて行った担当の人も「何をどう見ても営業です」って言ってて、大丈夫かな〜と思って行ったけど何をどう見ても営業だった。
家のピンポン鳴らして出てきた人に商品を売るっていうやつ。今回はネット回線だったけど、俺が受けたことあるのではガスとかもあるしそういうインフラ系のものを今は売ってるらしい。
担当の人はすごく営業に人生を注ぎ込んでいるようだった。日本一になりたいと言っていた。地方に生まれて、ヒルズ族とかに憧れがあって、水商売とかと同じように身一つで成り上がれる営業職に興味を持って始めたと。今もその気持ちをずっと持っていて、良いものを提案して実績を出して自分を成長させていくことを目指していると。
とても良い人だった。営業職に対する心意気というか、自分の決めたことに対してひたすらまっすぐ進んでいくって姿勢がめっちゃかっこいいなと思った。実際成績もめっちゃ良いらしい。
ただだよ、
俺には無理だわ。
目の前で営業やってんの見てて、
まじでこんなの俺のやりたいことじゃないって心の底から思った。
こんなのやってたら発狂して死んでしまう。マジで向き不向きってあると思う。
なんかねー、営業やる人って正直ちょっと短絡的というか思考の浅い人が多いのでは?とも思ってしまった。
俺は本当に良いものだと思えばおすすめできるけど、仕事として本気で何かを売るってことはなかなか出来ない。もっと単純に言うと思ってないことを言えないしあまり嘘もつけない。よくそんなこと出来るなあ…ってことの連続だった。その人が悪いわけじゃない。単に合わないんだよ。好きな人は好きだと思う。
担当の人は「勉強したくないし、実践から入れて成り上がれるこの仕事が良い」って言ってたけど、俺は勉強が好きだ。頭を使うのが好きだ。考えるのが好きだ。体を動かして人と話す営業っていうのは、元々向いてないとは思っていたけど本当に向いてないんだなと思った。あととにかく、よくそんなに相手の気持ちとか雰囲気を気にせず自分の通したいものを通せるなと思った。俺は気にしてしまって無理だ。「本当はこれを買いたくなかったのかもしれない」とかめっちゃ考えてしまう。そんな仕事したくない。
営業先から会社へ戻って、社長に申し訳ないがやれなそうだと伝えた。正直、担当の人の営業への思い入れと仕事への姿勢が凄すぎたってのはある。でもそれを差し引いてもたぶん無理だったと思う。
会社の雰囲気も社長のカリスマ性ももちろん給料も、どれもすごい好きだったんだが、やっぱり出来ないことは出来ないのでお断りさせてもらった。仕方ない。
松屋に寄って帰った。松屋の牛めしってこんなまずかったか?あり得ないくらい不味くてもうあまり行きたくなくなってるが家の周りには松屋しかないし食券制の松屋は楽で好きだ。ネギ塩豚カルビ丼はどんどん値上げするし違う肉に変わるしもう買えない。3年くらい前は毎日食べてたのに。
すき家って不味いって言われがちだけど結局一番良いのすき家じゃね?ってなり始めてる。なんか吉野家って良いけどめんどくさいイメージ。注文とか会計とか。
帰ったらなんかめちゃくちゃ疲れてた。動きたくなかったけど、動けばそれなりにいけることはわかってたからがんばってウーバーイーツに行った。
月食がすごかった!
すごくない!?きれいでしょ!!!
今まで見た月食とか日食の中で一番はっきり見えたなー。すごかった。
写真撮って、すげー!って思いながらバイクの目の前まで行って気付いた、またキー忘れた。
もうダメだ。だがもうなんとなく想定範囲内の俺は冷静だ。静かに家まで戻りキーを取ってまたバイクへ向かった。
最近の俺は本当えらい。何かあっても挫けずに物事を続ける。ちゃんとウーバーイーツをした。バイクに乗ると体感温度って10度くらい下がるんだが、バイクに乗る格好で30分も歩いているのでトレーナーの中は汗だくだった。でも乾くのは早い。適当にジャケットを開けてバイクに乗れば10分くらいで体温は下がる。
5000円くらい稼げればいいか、と、今日は早めに切り上げようとウーバーイーツをした。クソ歩かされる店とかマンション行ってブチギレてたが目標金額くらいは稼げた。
カップラーメンですら作るのはめんどくさい。マックと酒を買って帰った。
最近少しJavaScriptの勉強をしている。本当に少しだけ。俺もWebエンジニアになりたい。