24歳ニートのブログがバズって金になればいいのに

16歳弟「俺が24歳だったらとりあえずなんかしら働くけどね」

芸術がわからないのはダメな人間だ

 

 

俺は基本的に芸術的なものを理解できないし、感性は低いし、たぶん思考もそこまで深くない、好きなものは単純でわかりやすいもの、全部説明されてるもの、そのくせ単純すぎるものにはケチをつける。

 

 

人間関係でもそう。

人の言葉の裏にあるものをあまり読み取れない。

 

「この人がこう言っているんだからこの人はこう思っている」というのを結構マジで思っているというかそれ以外考えられないし、そうではないということを最近になって知った。

 

 

この世に生まれ落ちておきながら、この世にあるものを理解できず死んでいく俺にここに人として生きる意味はあるんだろうか。

 

惰性な人生だなと思う。

 

 

何も考えない人になりたくなくて、全然やったことのない遊戯王を始めた。

周りのみんながやってたから。

 

遊戯王はアニメを少し見たことしかないし、初めて見てもカードがとてつもない量あるし一つ一つの説明も結構複雑なのでかなり頭を使う。

 

 

でも「よくわからないから」でやめたら、また俺は「理解できない人」として生きる一部を増やしてしまう。

 

 

日本史を教える授業内で文化史を教えるとき、読んだこともない本を偉そうに紹介する。

 

俺は本も読まない。

ごく稀に小説を読んでいることがあるけど、たぶん年に1冊くらいしか読んでない。

小説も裏にある心情なんて読み取れない。

「この主人公はこう言っているけど本当はこう思っているんだろうな、辛いんだろうな」とかもわからないし、明らかな時はさすがにわかるけどわかったところでそこまで感情移入することもない。

 

小説ですらまともに理解できない俺が偉そうに純文学を紹介する。

 

 

純文学っていうのは「面白さ」ではないらしい。

ということを3日くらい前に知った。

 

 

昔、高校の読書感想文でいわゆる文豪の本を読まなきゃいけなくて、めんどくさくて適当にネットで調べた宮沢賢治風の又三郎の要約を読んで適当な文章を書いた。

 

 

「ただ転校生が来てただ去っていくだけのこの物語の何が面白いのかわからない」

と感想を書いた。

 

「この作品は面白さを求めるものではないと私は思います」という現代文の先生からの返事付きでプリントは返ってきた。

 

 

未だに純文学が何を求めているものなのか、

芸術を理解しない俺には全然わからないが、

高校生の頃から今まで俺は何も変わっていないんだなということだけがわかる。

 

好きなものをきちんと伝えられればいいのに。

 

 

1ヶ月間、腕が痛くてまともな生活ができていないけど、いよいよそろそろ痛みも引いてきて少しは動くようになってきたし勉強しようと思って昨日は少し勉強した。

 

 

俺は決められたことをやる学校の勉強はそんなに苦手じゃなかったから妹より成績も学歴も良いんだけど、そのせいで妹がよく「お兄ちゃんは頭いいけどうちはバカだから」と言っている。

 

けど去年は朝から晩まで学校に籠って勉強して資格試験に合格していたし、最近は寝る時間すら削って全ての時間注ぎ込んでライブ配信をしているらしく、めちゃくちゃ稼いでいるらしい。

 

なんかそれを見てると俺は最後に一つのことに集中してやったのなんて大学受験なんじゃないかなと、何もしない、何もできないままただ年齢だけ重ねているだけだなと、せめて全ての時間注ぎ込むとまではいかなくとも何かやったと言えることがないとまた精神が腐ってしまうなと感じる。

 

周りの友達っていうのは親も違ければ育った環境も違うから比較しづらいけど、妹なんて血も環境も同じなんだから、それで出来なかったら明確に上下の差が生まれる気がしてしまう。

 

そんなわけで少しまじめに勉強してみることにした。

 

最近本当に集中力がないけど、なんだかんだ言って勉強は好きである。

勉強が好きというか、新しいことを知るのが好きだし何かを理解できるのが嬉しい。

ちゃんと合格するといいね。

 

 

運動不足も嫌だし、割と気分もいいので最近はよく歩いている。

川沿いは風が強い。

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一昨日も強かった。

青空がブルースカイだ。

こんなに無駄な高画質があるんだ。

 

 

午前中の予定なんて入れたら時間ギリギリになるのはわかってるんだけど病院というのは朝が早いもので、遅くても診察の予約が11:30になる。

 

なんとか(ギリギリで)起きてめちゃくちゃ急いで準備して駅まで走ってなんとか予定の電車に間に合った。

 

14:40からリハビリがあるから、その間にどっか行って勉強するためにちゃんとテキストも持ってきた。

 

 

病院の最寄り駅まで着いて、

財布を忘れたことに気付いた。

 

 

診察券もクレジットカードも現金も全てその中。

 

 

外に出ると、ほとんどの確率で遅刻するか忘れ物をする。

 

最近は忘れ物の比率が圧倒的に高かったけど、腕を壊してから時間が読めなくなって遅刻も増えた。

 

もう忘れ物するのなんていつも通りだから驚きまではしないけどさすがに困るし手間もかかるし普通の人は普通にできてることが全然できないのは結構凹む。

毎回結構凹む。

 

 

憂鬱な気分になりながら病院に電話したら、誓約書書けば診察受けていいよって言われた。

 

なんか気まずいけどとりあえず行った。

 

なんで俺はいつもこうなんだろう。

 

 

落ち込みながら一時帰宅する最中、

タコピーの原罪の続きを読んだ。

 

今日もよくわからなかった。

 

隠れた向こう側に出会えない。