24歳ニートのブログがバズって金になればいいのに

16歳弟「俺が24歳だったらとりあえずなんかしら働くけどね」

シャバ

 

 

11泊12日の入院生活が終わった。

最終日に寝られないなんて嫌なので睡眠剤をもらってしっかり気持ちを落ち着かせて寝た。寝れた。

途中2回くらい覚醒したけど5時までは寝れたので起床まで1時間、それくらいなら簡単に時間を潰せた。この生活もあと数時間で終わりだと思えば耐えられる。

 

退院の日だからといって何が変わるわけでもない。お世話になった看護師さんたちにお礼を言って回りたいが会えるわけもなく、先生が回ってきて少し話して退院が決まった。

今週末もう一回来て、抜歯してもうテープも剥がすらしい。パッと見は治ってるように見えるけど、折れた骨を並べてプレートとボルトでくっつけているだけなので動くとはいえ骨は完全に折れたままだ。治るまでにはきっとまだまだかかる。何でも壊れる時は一瞬である。

 

本当に苦痛の入院生活だった。この間も書いたけどそれでも言いたくなるくらい本当に苦痛だった。入院も手術も二度としたくない。そのためなら日々の運動だって頑張れるくらいだ。

俺はもともとあまり体が強くないし体力もないから本当に運動しようと思う。しかも運動すると脳の働きも良くなるらしい。激しい運動は苦手だけどいつもより長く歩くとかストレッチするとかくらいならなんとか無理なく続けられる。

 

一人で、しかも片手で持てる荷物の量ではなかったので母に来てもらった。

退院というのは実にあっさりしている。しれ〜っと、当たり前のようにさようなら〜という感じだった。

 

2週間ぶりのシャバの空気は冷たくておいしかった。

病院は暖かくされていて冬であることも忘れる。冷たい空気に新鮮さを感じながら、病院の入口こんな感じだったんだと思って後にした。

 

病院から家は結構近い。電車と徒歩で30分くらい。事故現場よりも近かったのでありがたかった。

帰り道でケンタッキーと銀だこを買って帰った。

 

せっかく引っ越したというのに、引っ越してから半分近くを病院で過ごした。久しぶりに帰った自宅のベッドに寝転がると、病院のベッドとは寝心地が桁違いだった。

 

退院しても痛みは残る。まだまだ左手は全然動かないし、バイクにも乗れるわけない。ちなみにバイクは全損という連絡が今日来た。

 

治療方法が一昔前と今で少し変わったらしくて、昔はギプスで支えながら骨がくっつくのを待ってたけど、今はオペでプレートとか使って骨を正しい位置で固定して使えるようにしてしまうらしい。俺の治療方法も後者だった。

 

やっと外に出られたので1時間くらい散歩していた。

相手の保険会社から電話かかってきて、まあこいつ声からしてマジで無能感出まくってんだが、退院したことを言ったら「よかったです!早かったですね〜!」とか言われてマジでむかつきすぎてブチギレた。

 

何が早いだよ、俺がこの2週間どれだけ苦痛を被ったと思ってる。マジでしんどかった、本当にしんどかったし途方もなく長かった。ただでさえ身体ぶっ壊れてんのに毎日毎日神経まですり減らしてやっと外出られて、その痛みも考えずにただ「早くてよかったね」の一言で片付けられたのがマジでむかついた。言いたいことは言わなくてはならない。

 

というか本当に入院生活きつかったし事故もきつかったから、くだらない煽りしてきた奴には全員キレた。何もしなくてもキツいのにわけわからん冗談に付き合ってる余裕なんて俺にはないし、本気で事故った時に仲良いとはいえ(笑)とか使ってくる奴の無神経さにこっちが合わせるなんてバカバカしいにも程がある。

 

歩いてると頭は活性化されるらしい。

音楽を作りたい!と思ったので帰ってすぐパソコンを開いて作ってみた。

今回こそ完成させてみせる。

 

去年の春に、DTMでうまぴょい伝説を一部コピーしてTwitterに上げてたんだけど、コピー下手くそすぎて友達にオリジナル曲だと思われてたらしい。もう何パクっても大丈夫だろ俺。

 

久しぶりに家で寝ることになったが、夜中の痛みがエグい。夜になるとコルチゾールだかなんだかが減少するせいで痛みを感じやすくなるらしい。薬を飲んでなんとか3時か4時には寝たが、それでも結局数時間後、薬が切れる頃には起きてしまう。事故って以来、夜ぐっすり眠れたという日は一日もない。

 

今日も寝たんだか寝てないんだかわからない、苦痛の朝を迎えた。退院してもそれは同じだ。

でも朝になるとやっぱり痛みは引く。薬飲まないと耐えられないなんていうことにはなっていなかった。