24歳ニートのブログがバズって金になればいいのに

16歳弟「俺が24歳だったらとりあえずなんかしら働くけどね」

クリスマスに引っ越す奴もいる

 

 

クリスマスイブだろうが俺はウーバーイーツ配達員としての職務を全うする。

だが入居前日の昼になっても不動産会社から鍵の受け渡し連絡が来ない。引っ越しの予定も組んでるしさすがに入居できなきゃ困るのでこちらから連絡した。

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いやいやあの、入居前日にこっちから連絡しないと連絡なくて「なんと早めにお渡しできますよ!!」みたいな感じで来られてもね、いや前日だからねもう。この日はウーバーイーツをしていたし、引っ越し当日の朝に取りに行こうと営業時間を訊いたら11時からとのこと。

いや遅すぎる。Googleには9:30からって書いてあんだけどどういうことなん……。無休って書いてあるのも無休じゃなかったし。適当すぎん?

 

結局この日に取りに行くことにした。完全に忘れていたが、受け取りには印鑑がいるらしい。印鑑を取りに自宅にも戻らなければならない。

島流しに遭っていたがなんとか自宅方面の案件を受け継ぎ近くまできたので印鑑を取ってきた。

そこからさらに不動産会社方面の案件を取っていく。少しずつ少しずつ目的地を目指すのだ。これは意外と面白いし最近はドロップ先がわかるのでうまく行くことが多い。

最終的に不動産会社までバイクで5分足らずのところにドロップすることができた。

 

行くと営業の呟いた衝撃の一言から会話は始まった。

 

「先ほど印鑑が必要と嘘をついてしまったんですが…」

 

は?

 

声小さくて突っ込むことも出来なかったが確かにそう言っていた。

 

いやわざわざ取りに帰ったんだが?

 

自宅近くまでウーバーイーツで繋いで行けたからまだ許せたけどただバイク走らせて自宅寄ってたらマジでキレてたよ。

 

まあ普通に、は?って感じだったが鍵受け取ってその後もウーバーイーツを続けた。

高級ホテルのロビーで10分も客に待たされて周囲を見回していたがやたら男女が多くて高級ホテルってのはそういうもんなんだな〜とか思ってたけどよく考えたらクリスマスイブだった。待たされすぎてさすがにむかつくというか不安になってきてホテルマンに食べ物預けようとしたとこで注文者が来た。カップルだったけど女の方が謝り倒してきた。俺はこういうとき「何か悪いことした?」みたいな顔してる男がマジで嫌いだ。人の時間を奪うことを何とも思わない奴がこの世には結構いる。女は良い奴だ。チップも入れてくれてた。この日はクリスマスイブだったからかチップたくさんもらえた。

 

次の日は引っ越しなのでさっさと帰って荷物をまとめて寝ることにした。

まとめだすと思ったより物があって大変だった。独房に引っ越してきてからも色々なものを買ってしまった。ウバッグに大量の洗濯物を詰めてその日は寝た。

 

起床、朝8時前。早すぎる。家を出ると若干の雨だった。近くでハイエースを借りられなかったので新宿サブナードで借りることにした。まず車を借りて新居へ向かう。実家から部屋のライトを持って行くので、代わりに新居のライトを実家に持っていく予定だった。そのために独房で使っていた椅子を持っていかなければいけなかった。

前日、俺は忘れないようにとそれをドアのそばに置いた。

当日、ものの見事に忘れた。駅で気付いたので取りに戻ったが、もうイラつくとか通り越してどうしていつもこうなのか本当に謎だった。数日前に見た吉濱さんの動画の忘れ物あるあるをまんまやってしまって笑えてきた。雨で新しいアウターが濡れて嫌だった。

 

もう免許取ってだいぶ経つんだけど、俺は大きい車を全然運転したことがない。一番でかくてハリアーかな。アルファード級のやつすらないのにこの日いきなり俺はハイエースを運転することになった。俺は運転が上手くないし、まじでビビり散らしてた。超低速で駐車場を出て新居へ向かった。

が、5分くらいすると普通に運転に慣れてきた。ハイエース、きちんと整備されていたからか思ったより何倍も乗りやすいし、座席が高い分道路がすごい見やすい。ただ、シートの高さが下がらないから座高が高い俺はやや屈まなきゃいけなくて体が痛くなった。

 

新居に着いて部屋に入り、ライトを見てみた。

 

ライトなかった。

 

そういう物件だったみたいだ。

内見行ってないから知らなかったが、まあ少しは予想してた。無駄足って感じもしたけど物運び込む前に家見れてよかった。だいたい予想通り。意外というかびっくりしたのは天井がめっちゃ低い。エアコンとか顔の高さだし天井に手がつく。まあそのへんは仕方ないしそこまで困るわけでもないから実家へ向かうことにした。

出るか〜と思ってるとピンポンが鳴った。

家の前に置いていたハイエースが邪魔で鳴らされたのかと思ってビビってたら宅急便だった。数日前に頼んだAirPods、新居にいた10分程度の間に届いたのマジで奇跡。

 

実家に着くとゴミ捨てのために母が下まで降りてきた。車置いたりゴミ捨てたり段ボール拾ったりしてたら弟が目の前をチャリで通り過ぎて行った。

 

めちゃくちゃ知らん顔というか、目の前を通り過ぎてるのにもう完全にただ同じマンションに住んでるだけの顔も名前も知らない人みたいな雰囲気で行くからマジで知らない人かと思った。

 

適当に飯食って、物まとめて、友達呼んで積むの手伝ってもらって、気付いたら全部運び終わってた。意外と引越しというのはさらさらっといけるもんである。ハイエース最強、何でも乗る。友達が上手く積んでくれた。

 

出発した頃にはもう夕方近かった。朝9時に車借りてずっと動き続けてるのに運び出したらもう夕方。早すぎる。しかも今回の引っ越し、全て都内とはいえいちいち全てが遠い。しかもハイエースじゃすり抜けなんてできるわけもないからトコトコとシェアハウスへ荷物を取りに向かった。ちなみに昔タイに行った時、タイ人は高速道路の渋滞をハイエースですり抜けしてた。すごすぎて笑った。

 

シェアハウス、1.5畳とはいえ積み込んでたら30分もかかってしまった。退去の立ち会いはない。鍵を部屋の真ん中に放置してそのまま完全退去だ。新居へ向かった。もう真っ暗だった。

 

到着して荷物を運び入れる。どうやろうか迷ったが、新居は最強101号室なので窓から搬入することができた。友達が車から下ろして俺が中で受け取る。まさかの20分で全部運び終わった。さすがに早すぎてまじで何か忘れてないかめちゃくちゃ不安になった。何も忘れてなかった。最強に早い引っ越しである。部屋はごちゃごちゃだが車を返しに新宿へ戻った。

 

新宿は車が多いしサブナードは入るのむずい。ナビにぐるぐる回された。なんとか返却時間ギリギリで間に合ったのでお疲れ会で居酒屋行った。ビールはサッポロが一番美味いと言っているのにゲロマズアサヒが美味いとか抜かすバカに今日の感謝も忘れて説教しといた。

 

酔って帰ったけどえらすぎる俺はこの時間からベッドを組み立てた。えらすぎる。入れたかった角度にベッドは入らなかったけどまあ部屋の体裁を保てる位置にはきちんと置けた。ベッド置くと一気に部屋っぽくなるね。これだけでだいぶ良くなったと思う。

 

眠いので寝た。3時だった。長い一日。